CPE反対デモ。

日本でも報道されていると思うけれど、先日可決された雇用機会均等法に盛り込まれたCPEという新しい雇用制度に対する抗議のデモがフランス全国で激化している。


CPE【Contrat Première Embauche – 初回雇用契約】とは、26歳未満の若者を雇えば、2年間は理由の説明なく解雇できるというもの。
失業率が高い若年層の雇用促進が目的なのだが、いきなり(15日以上前に予告)【理由なく】解雇される可能性があるなんてと若い人たちは激怒。CPEを【Contrat Poubelle(ごみ箱) Embauche】(=使い捨て雇用契約)などと批判する声や人種差別などによる解雇を懸念する声も上がり、1968年5月のデモ(フランス5月革命というのだそう)以来の大きなデモになりそう。
今のところあまりまだないらしいけれど、移民の多い地域で昨年秋のような暴動がまた起きるのではという心配も…。

CPEで採用された若者がCDI(無期限雇用契約)で採用された人より低い賃金で働くような事にはならないらしいし、研修や家賃の助成、解雇された後の保障などもあるらしく、ド・ヴィルパン首相は企業の雇用促進を強調し、聞く耳を持たないという様子。でも、国民のド・ヴィルパン内閣の支持率はガタ落ち。
このままだと4月末にはCPEが実施される事になるらしいけれど、こんな強制的な形で実施されてしまっていいの?
革命の国の若者が黙っているわけがないだろう!

このデモで昏睡状態に陥っている負傷者も出ている。
明日もまた大きなデモがあるらしいけれど…。