週末の《サロン》。

パリ在住のAさんのお宅で先週末《サロン》が行われ、ピアノを弾かせていただいた。
この《サロン》、Aさんのお友達でパリを拠点に意欲的に活動する画家、京谷美穂(きょうたにみほ)さんの提案で、ホームパーティと美穂さんの個展と私のピアノのコンサートをセットにしたようなもの。
今回初めての試みだったのだがさすがAさんや美穂さんのお人柄なのだろう、集まった人たちはみんなとても感じがよく、和やかで楽しい雰囲気の中、無事終えることができた。

Aさんは実は日系企業の女社長さん。…などというとこわそうな女性を想像してしまう?とんでもない、明るく朗らかで笑顔のすてきな、とてもチャーミングなお姉さんだ。
彼女のお宅はエッフェル塔の近く。大きな窓から毎時キラキラするエッフェル塔がすぐ目の前に望めてしまう!
イタリア人の建築家によるデザインのとってもおしゃれな大きなアパートのサロンに、内部がきちんとリストアされている1910年頃の美しいベーゼンドルファー。美穂さんの絵がサロン、寝室、ゲストルームなどにかけられ、おうち全体が美術館のような趣きに。
到着する招待客をその都度Aさんが温かく迎えて、アペリティフを楽しみながら美穂さんの絵を鑑賞。美穂さん自身の解説も聞けた。

招待客が揃ったところでコンサート。ショパン、シューベルト、リスト、シューマン、サティ、ドビュッシーなどの作品を弾いた。
お客さんが近くて、熱心に聴いていただいている空気が私にも伝わってきた。
2日めの方がピアノや空間に慣れてのびのび弾けたかな?
何といっても、あぁ、いいなぁと思う絵に囲まれて演奏できるって素晴らしい体験だった。
音楽って瞬間に消えてしまうもの。でも、絵の中には別の空間があって、ずっとずっと存在し続けている。
空、月、草原を渡る風、ギター、セーヌ、パリの街、グラナダの街…
言葉にしてしまうのがもったいないけれど、彼女の絵の風景の透明なきらめきややわらかな風や空の動きに引き込まれて、私も弾いていてすぅっと気持ちが開いていくのを感じた。
私のHPによく来てくださる方に美穂さんの絵を見ていただいたら、きっとこの感覚、わかっていただけるのでは?
今回出展された作品より深い色合いの作品が多いけれど、美穂さんの絵はこちらのギャラリーでもご覧になれるのでぜひ行ってみてください♪

コンサートの後はAさん自らの手料理でカクテル。
これがまた彩りがきれいでおいしくて、ものすごい勢いで手が伸びていた(笑)。
サロンからキッチンまで壁がないので、みんな自由に歩き回って絵を見たり、食べたり飲んだり他の招待客と話したりしていた。こんな風に人をたくさんよべるおうちって憧れだなぁ!

このサロンを実現してくださったAさん、美穂さん、Mさん、そして来てくださったみなさん、すてきな週末をありがとうございました♪

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