フランスで修行したシェフの物語。

だいぶ時間が経ってしまったけど、映画《黄昏流星群 星のレストラン》(2002年?)に詩と音楽のスペクタクル(←フランス育ちの日本人ピアニスト川村まりさんと交代でさせていただいている)で共演させていただいているフランス人の女優アンヌ・ルフォルさんが出演したのだが、やっとそのDVDを観る事ができた。
うちのTVでNTSCのDVDを観る設定の方法がよくわからないので白黒になってたけど、、、
(パソコンではちゃんとカラーで観られた。)
シンプルなストーリーだけど、しんみり、ほんわりする作品だった。

原作は弘兼憲史のコミック《黄昏流星群》。
石橋蓮司さんが元フレンチのシェフという役を演じている。
日本を離れてだいぶ経っている私はあの石橋さんが「じーさん」って呼ばれる年齢の役なんて!?と最初びっくりしたけど、素敵に年を重ねていていい感じ。アンヌ(社長夫人の役、ハマってる!)も石橋さんがすごく気に入ったようだった。

料理の話なので、次々と出てくる料理がおいしそう。これを見て挑戦してみようという人もいるのかな?
(なんせ私は料理の本を料理好きな友達と一緒に見ていると「見ているところが違う」と指摘されるくらいなので…要するに、彼女は作り方や材料を読んでいるのに、私はできあがりのきれいに撮られた写真を見ているだけ、、、)
パリのロケの映像もきれい。赤煉瓦のガード跡みたいになっているブティックの並んでいる通りAvenue Daumesnil(Gare de Lyon リヨン駅の近く)が目にとまった。パリの出てくる映画ってモンマルトルとかLuxembourg界隈とかを使う事が多いような気がするので、ひと味違ってなかなかいいアイディアだと思った。
フランス修業時代のレストランのある田舎の町はどこなのかわからなかったけど、フランスの田舎らしい小さなかわいい町だった。
そうそう、アンヌが演じるソフィーが食事をしている時の表情がなかなかの見どころ!ソフィーの若い時の女優さんとアンヌも結構似ていて、よく選んだなと思った。

この作品で語りたかったのは、元シェフの立松一平は何十年もかかって若い頃に負った(&与えた)傷とやっと向き合い、受け入れ、乗り越える事ができたって事だろう。時間がかかっても、いいじゃない?
当たり前だけどじ〜んとした事。
おじさんにもおばさんにも、みんな青春してた時代があったんだなぁ
( ̄∇ ̄)☆,。・:*:・゜’☆

余談になるけど、久々に「修行」という言葉を聞いて身が引き締まる思いがした。
私もそもそもフランスに修行に来たはずなのであった…いつの間にか日々の仕事に追われるようになってる。
それが私にとっての修行って事なのかもしれないけど。。。