雪&CM廃止。

雪のパリ。今日は仕事初め。
朝早く友達に電話で起こされ、「外で何が起きてるか知ってる?」と言われて慌ててヴォレ(雨戸)を開けてみたら雪が降っていた。しかも少し積もっている。
あぁ、どうりでし〜んとしていたわけだ。雪が降ると街の音が雪に吸い込まれて音を消した映画みたいな不思議な世界になる。遠い昔に置き忘れてきてしまった感覚が甦ってきた。
私は庭で駆け回るよりはこたつで丸くなりたい方だけどこたつもないし(笑)、今日はその静かな雪の朝が懐かしくなって午前中に家を出て、そのまま家に戻らずに職場に直行した。みし、みし、と軽く雪を踏むあの感覚、何年振りだっただろう?

でも、夜帰ってくる時には車道には雪は残っていなかったけれど、歩道には泥か犬のう●ちかよくわからないものと混じって謎な色に変色し、シャーベット状になった雪が凍ってつるつるになっていた。
何度か転びそうになって… いとわろし( ̄▽ ̄;)
23時現在、パリの気温は-2℃…明日の朝がとっても心配。
ニュースでは雪に大喜びの子供が「雪合戦とかできてうれしい!でも市役所の人が(雪を溶かすために)塩をまきにくるのは嫌い!」と鼻息でインタビューに答えていたけど、お願いです。市役所の方、歩道に塩をまいてください。

それはそうと、フランス・テレビジョン(国営)系のテレビ局ではとうとう夜8時以降のコマーシャルが廃止になって、今まで20時50分だった映画の時間が20時35分に繰り上がることになって、どうやらついに今日それが始まったらしい。
確かに23時を過ぎて、France 2やFrance 3でCMを見てない。
日本のNHKはCMはないけれど、フランスでは国営の放送局が40年来CMでの収入にかなり支えられていたそうで、早速各局での反対のグレーヴ(ストライキ)が起きている。今日はFrance 3で報道番組が削られたとか。France 2では水曜日にグレーヴが予告されている。

国営なら映画などをCMで中断せずに質のいい放送を、というサルコジの意向だそうだけど、なんか裏があるんじゃないだろうか?
フランステレヴィジョンでCMが廃止になったらTF1やM6など民放にCMが殺到してバカ儲けになりそう。
その分、民放からはCMの分の税金が課税されることになるらしいけど…。
PPDA(長年TF1の夜のニュースの人気キャスターだった、パトリック・ポワーヴル・ダルヴォール)がTF1を辞めてしまったのはサルコジ大統領に都合の悪い事を言ったから圧力をかけられたという噂もあるし、な〜んか怪しい。

一試聴者としては、そりゃまぁCMはない方が映画なんかは快適に見られるようになるけど、夜まったくCMがなくなってしまったらちょっと淋しいというのも正直な気持ち。
フランスのCMって、日本のCMみたいに音が突然音が大きくなったり、甲高い声で叫んだり妙にお子様チックだったり慌ただしかったり…ってことがあまりなくて、映像も音楽も結構きれいだったりするから。
どうしても夜CMを見たくなったら民放を見ろっていう作戦なんだろうか。
…ますます怪しい ( ̄▽ ̄)