ピアノの試験・第1弾。

パリ近郊のコンセルヴァトワールでの学年末の試験も大詰め。
フルート、金管、リード楽器、弦楽器…とひとつひとつ終わって、昨日はピアノの試験の第1弾だった。
一昨日の弦楽器の試験では冗談も飛び交うリラックスした雰囲気だったのだが、昨日学校に着いてみるとピアノの先生たちが怖〜い顔で殺気立っていてかなりびっくり、事の重大さに気づいた。これも楽器のキャラクターの違いなのかな〜?

弦楽器の試験の伴奏が一日がかりだったので(ヘヴィだけど昔より疲れなくなった…これって経験?)一部の生徒を除いてレッスンできずどうなることかと思ったけれど、みんなそれぞれ上達して立派に弾けて、うれしかった o(^-^)o

パリ近郊という地理的条件もあるのだろうけど、この学校はほんとにいろいろな人種の生徒がいて面白い。
しかし、よく弾ける子はなぜかアジア系の子が多く、ヨーロピアンの先生たちから反感を買うんじゃなかろうかとドキドキ。まぁからかっただけだろうけれど、結果発表の前に先生たちで話し合いをする時、他の先生に「”いつものように” また(上手な子は)アジアティックだね〜」と私がからまれるし、、、

昨日はベトナム系の子たちが大活躍だった。一昨日伴奏したヴィオラで1番だったベトナム系フランス人の女の子が今日はピアノで1番!その子の従妹がピアノで私のクラスで、やはり昨日ヴァイオリンでTrès Bienをもらっていた子がピアノでも一番ではなかったけれどちゃんと合格していた。
私のクラスの2年目の男の子(フランス/ベトナムのハーフ)は « Très Bien à l’Unanimité avec félicitations du jury(審査員の満場一致と賞賛つき) » 、Fin de cycle(次の段階に進めるかどうかの区切りになる試験)だったその子のお兄ちゃんは « Première mention à l’Unanimité » 。
私のクラスではないが、もう少し上のレヴェルでは中国系の男の子がその学年でトップの « Très Bien à l’Unanimité avec félicitations du jury » をもらっていた。
確かにアジア系が入っている子供って100%ヨーロピアンの子供よりも器用だったり飲み込みが速かったりする。(…人による?)できるようになるまでの時間が短いのだ。
友達がお箸を使うのが脳の発達にいい影響を与えているのだと言っていたけれど、関係あるのかも?それから、フランス人にありがちな「言い訳(&自己正当化)」にまだ染まっていないので教えやすい(笑)

私のクラスのあるヨーロピアンの生徒はピアノを遅く始めたこともあって、まさに言い訳で自分を守ることが多い子だった。あんまり喋るので「分析ならいいけど、それは言い訳でしょ。言い訳してる時間があったら弾いて」と強い口調で言ってしまった事もあった。(あ、でもそういえば、あれから言い訳減ったかも。)
両手で弾けるようになるまですごく苦労していたけれど、その代わりできるようになったらセンスを発揮。本番もなかなか堂々と音楽して、Très Bienをもらっていた。
バルトークのDanse roumaineを弾いたアフリカンの子は、昨日の試験では同じレヴェルの生徒が他にいなくてBienだったけれど、指もしっかりしているし、リズム感がクラスの他の生徒と比べてダントツだ。審査員には「ストレートすぎる」と言われてしまったけれど、このレヴェルの生徒が正しい拍感やアーティキュレーションで弾けるようになるっていうのがどんなに大変な事か、他の生徒を聴いたらわかってもらえるかな。
(っていうか、フランス人って息継ぎで時間とったりテンポを動かしたりするのが音楽的だと思ってる人多くない?)

月曜日に第2弾がある。今度弾く生徒には間に合うんだろうか…という子も結構いて、さすがに私も怖〜い顔になるかも。
自分で試験やコンクールを受ける方がよっぽど楽。
私の先生たちもこんな気持ちだったのかなぁ???

“ピアノの試験・第1弾。” への5件の返信

  1. 生徒が弾くって、ホント自分が弾くより疲れますよね~っ。
    でも、良く弾いてくれたり、他の先生に褒められたりするとルンルン!
    わかります、わかります(笑)。
    第2弾も頑張ってね!って、頑張らなきゃいけないのは生徒さんか・・・。

  2. 私の知っているフランス人のおホモだちは、めちゃくちゃ上手いし、多分活躍しているよ!! 8歳からピアノ始めたのに。 フランス人であれほど上手いの聴いたことないもん。

    ちなみに、昨日、学校の4-1のピアノ試験があって、韓国人ひどくて追い出されてたし。 

    アジア系がつよいとは限らないと思うよ。 ただ、私が思うのは、日本だけでピアニストになった人は正直上手くないと思う。 指だけは動いているかもしれないけど、音楽性がない人が多い。 こっちは、音楽性はあるけど、なかなか指動かなくて、とかの人が多いんじゃない?

    人によるけどね~。 

    でも日本に帰って、結局演奏が日本的に戻ってしまう・・・という方がなぜか沢山いて、それは残念に思うな、いつも。

    そうか、かおぴさんもかなりはっきり言われるようになったのですね(笑) 言い訳は駄目ですよね~。

  3. > Koccomuさん

    レス遅くなっちゃいました!ありがとう♪ 生徒頑張ってくれました(笑)。
    ドッと疲れたけど、、、
    でも生徒が上達してくれるのってうれしいモンですね〜♪

  4. > JuGoNさん

    へぇぇぇ!その人はもしかしてとっても売れっ子のピアニストじゃないの!?(あ、でもホ○のピアニストはいっぱいいるから別人かな)
    しかし、今思うとコンバトやノルマルとかでフランス人でイケてた人ってエリートの中のエリートだったんじゃ…!?
    学校終わって世の中を見てみて、フランス人で弾ける人ってすご〜く器用とかすご〜くアタマいいとか、言い訳とかしないで人の言うことに耳を貸せる生徒ってすごくしつけが行き届いてるとか、とても特別なレヴェルなんじゃないかと思ってしまう私はもはやraciste…!?

    日本でだけ勉強した人でもすてきな音楽をする人はいると思うけど、外に出てみるとたくさんの「目からウロコ」を経て音楽変わっていくのは確かだよね。
    でも外国に出てかえってサムライ入って硬くなるケースもあるし…、あまりgénéraliser(何て言うんだ?日本語で。)してもいけないのかもしれないね〜。。。

  5. 突然の投稿失礼致します。

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