教会のコンサートって。

先日ヴァイオリンの生徒に頼まれてポンピドゥセンターの近くのサン=メリー教会のコンサートで1曲伴奏してきた。
エコールノルマルで教えている女流作曲家の先生の2台ヴァイオリン、ピアノソロ、弦楽四重奏の作品ややはりエコールノルマルのピアノ(室内楽?)の先生たちによる連弾にピアノの生徒のソロなどいろいろあって面白いコンサートだった。
ピアノの生徒(女の子)はベートーヴェンのソナタ《ハンマークラヴィア》(難曲!)を弾く予定だったのだが練習しすぎて右手が腱鞘炎になったのでバッハ=ブゾーニのシャコンヌ(左手のための曲)に曲を変更したのだそうだ。(彼女、一体何者!?)時間が余るので急遽ヴァイオリンの生徒がラヴェルのツィガーヌを弾くことになったというもの。
この間試験でそのヴァイオリンの生徒の伴奏をしたばかりだったし、6月にまた彼と同じ曲を弾くことになっているので、予定していたプライヴェートのお仕事をキャンセルして引き受けた。
この教会は入場無料のコンサートを定期的に行っていて、いつもお客さんがよく入るけど、ギャラなし(去年この教会で伴奏した時はヴァイオリニストが伴奏料を払ってくれたけど)。
しかも楽屋で現金(20€札)を盗まれた。大した金額ではないけど、後味悪い!!

演奏が終わって楽屋に戻ってきたら私のバッグが全開になっていたので、いやな予感。お財布を見たらまんまとお札がなくなっていた。
携帯や銀行のカードなど他の物を盗られなかったのは不幸中の幸いだったけど、もしかしたらカード番号を控えられているかもしれない。
警察に一応届け出てカードをブロックした方がいいとも言われたけれど、何かとややこしい事になる。ただ現金を盗っただけかもしれないし、どうしよう?

神聖な場所でお金を盗むなんて何てこと!と思うけど、実は教会のコンサートって格好のターゲットなのかも?いろんな人が出入りしているし、演奏者は弾いている間持ち物の注意なんかできないし。
そういえば、10年以上(?)も前になるけど友達が私と別の教会のコンサートで弾いている間に現金(2000フランだったとか。300€ぐらい)を盗られたことがあった。
私はその時舞台の袖にMDを置いて録音していたのだが、まんまと途中で録音が止められていた。犯人が止めたのだろう。MDを盗まなかったのが不思議だった。

今回、楽屋の鍵があるからって安心していたけど、私が楽屋を出てからも人の出入りはあった。私たちの直前に弾いたピアノの子は現に私たちが弾いている間に荷物を持って出ているわけだし。彼女を疑うわけではないけれど、楽屋のそばにすぐ外につながっている謎なドアとか事務室みたいなものもあってそういえば男の人が2人そこにいたような気もする。今思うととっても怪しい。
演奏自体はうまくいってお客さんには喜んでもらえたけれど、盗難に気づいてからは親切に話しかけてくる人がみんな容疑者に見えてきてなんか嫌な気持ちになった。

あ〜、後味悪い。
これから教会で弾く時には貴重品の管理に十分注意するようにしよう。

“教会のコンサートって。” への2件の返信

  1. 確かに残響は多いけど、座席の部分にステージ(段差がほとんどない)を作ってあってそれを囲むように椅子がならべられているので、ここは教会にしては弾きやすいしお客さんも聴きやすい方かもしれません。
    こちらは教会があちこちにあって、こういったコンサートを行っているところが多いです。どこから集まってくるのか入場無料だとお客さんはよく入るけど、そう、盗難には注意ですよ ( ̄□ ̄lll)

コメントは受け付けていません。