元ファーストレディの復讐。

Merci pour ce moment大統領フランソワ・オランドの元パートナー、ヴァレリー・トリエルヴァイレール(Valérie Trierweiler)がオランドとの私生活を暴露した « Merci pour ce moment » (「このひとときをありがとう」)が先週発売になってフランス中が騒然となった。
ヴァレリー・トリエルヴァイレールは政治ジャーナリスト。フランスの史上初の事実婚でのファーストレディだったが、今年1月にオランド大統領の女優ジュリー・ガイエとの不倫発覚で自殺未遂をして入院、事実婚を解消された。
この本の中で彼女は社会党のオランドが富裕層を嫌っている振りをしているけれど実際は貧しい人々を嫌っている事も暴露。オランドの支持率は13%にまで下がり、次期大統領選に向けて極右のマリーヌ・ルペンやサルコジ元大統領がやる気満々になっている様子が報じられている。

フランスでは国民もメディアも大統領の私生活にあまりタッチしないものなのでこの暴露本はスキャンダルを巻き起こしている。
オランドとの私生活を晒し出していて吐き気がする、恥ずかしくないのか、とかミッテラン元大統領やシラク元大統領もプライヴェートでいろいろあったけれど(隠し子とか愛人とか、、、)夫人たちは騒がなかった、などと非難囂々。
しかしこの本、先週発売直後に一度完売になり、また今週から入荷されてどんどん売れているという。

↓ ある書店のちょっと辛口な貼り紙。(Facebookより拝借)
「残念ながらヴァレリー・トリエルヴァイレール(綴りわざと間違ってるんだろうか?w)の本は品切れになっております。しかし、当店にはまだバルザック、デュマ、モーパッサン等々他にたくさんの本がございます…」

affiche-librairie

では一体誰が買っているんだろう?
購買層は社会階層を問わず幅広いらしいけれど、特にここ数年(オランド就任後)打撃を受けていると感じている中流階級の人が多く、今まで本など買ったことがないというような人なども購入しているとか。

オランドのイメージが下がるという事はフランスの経済にも悪影響を及ぼす事なのに、という批判の声もあるけれど、事実婚だったとはいえ、元ファーストレディがここまでするという事、ここまでさせてしまったということは並大抵の事態じゃないと思う。
私生活を晒し出して恥ずかしくないのか、と彼女を批判するのもいいけれど、国民は自分たちの選んだ大統領がこんな事態を引き起こしているという事そのものをもっと恥じるべきだと思うんだけど…?

ちょっとFnacで立ち読みしたけど、案の定ナルシーな感じ。恥ずかしくて買えなかったwww

↓ 日本 / フランスのリンク

ミッテランといえば、この間TVでたまたま昔の映像を見たけれど、威厳というか品格のある大統領だったな〜 :*:・( ̄∀ ̄)・:*:
てかオランドって、、、しっかりしてほしい、、、

ミッテラン社会党の転換―社会主義から欧州統合へ