同時多発テロ。

トリコロールのエッフェル塔11月13日のパリの同時テロから4日。
テロの後消灯し、閉鎖されていたエッフェル塔が昨日再びオープンし、アンヌ・イダルゴ パリ市長の依頼によりフランスの国旗のトリコロール(青・白・赤の3色)にライトアップされている。

普段は夜も観光客で賑わうトロカデロ広場だけど、人が少なく静かだった。
メトロなどの公共交通機関もノエルの時期みたいに空いている。
テロの後、パリのホテルは予約の50%がキャンセルされたそうだ。
教えている音楽学校の生徒が研修で働いているシャンゼリゼ通りのホテルでは日本人客は100%キャンセルだそう。

あの晩、ある友人がサッカーのフランス対ドイツの試合を観にスタード・ド・フランスにいるとFacebookにスタジアムの写真をアップしていた。
テロが起きた後でその投稿に気づいて大丈夫?と慌ててコメントしたけれど、既に無事だと書き込みがあった後だった。本人は何が起きたのか全くわかっていなかったという。
襲撃された11区のレストラン “Le Petit Cambodge” は安くておいしいと評判で、日本のガイドブックにも載っている人気のお店だった。お店を知っている別の友人が、つい何日か前に行きたいと思っていた矢先だったそうだ😨

テロの翌日の14日の朝、緊急事態につき勤務先のコンサルヴァトワールは閉鎖すると学長から電話がかかってきた。こんな事は初めてだった。
フランスは3日間の喪に服し、コンサートやイベントなどは中止。テレビも番組が変更になっていた。土曜日はオスマン界隈のデパートは最初開いていたけれど、ギャラリー・ラファイエットで不審物が見つかったためプランタンもすぐ閉店してしまったのだそうだ。
パリ市民は外出を控えて家にいるようにという指令が出ていた。それでもテロの現場にはたくさんの人が犠牲者の追悼に集まった。

余談だけど、、、
レピュブリック広場だったか、追悼に来ていた人たちが爆竹か何かの音を銃声と勘違いして逃げ始めたのがきっかけで次々と人が走り出し、ちょっとしたパニックになったらしい。
花束やろうそくを踏みつけ、人を突き飛ばして我先にと逃げる人々の姿がニュースで映し出されて背筋が寒くなった。

土日はテレビに釘付け。ずっとニュースばかり見ていた。
銃撃は執拗で残虐な手口だったと目撃者が語っていた。
カフェのテラスで倒れている人たちや血の海の映像が目に焼き付いている。
これは映画でもドラマでもない、現実に起こった事なのだ。
死者は129人、負傷者は352人に及んでいる。
そしてこれは始まりにすぎないのだそうだ。

Facebookでは安否を確認するモジュールが登場。私が無事を報告すると、フランスはもちろん、日本やその他の国のたくさんの友達がメッセージを残してくれてじーんとした。
これって2011年の日本の東日本大震災の時に始まった機能なのだとか?
みなさん、ご心配くださってどうもありがとうございました😢

Facebook 11月14日

エッフェル塔のトリコロールのイルミネーションの赤い部分に船の絵と一緒に映し出されているのは “Fluctuat nec mergitur” というラテン語。
「たゆたえども沈まず」というパリ市の紋章に掲げられているモットーだそう。
テロに屈しない強い意思と団結をアピールしているようだ。

パリ市のモットー

定時のキラキラはまだ再開していない。