7月14日…ニースが!

エッフェル塔の花火今年もまた7月14日がやってきた。
今年は夏風邪がひどくなってとても人混みの中に出かける気にならず、TV(France 2)でエッフェル塔でのコンサートと花火を見物。
窓を開けると花火の音は聞こえるし煙と光は見えるのだが、花火自体は全然見えなかった。通りの向こう側のアパートではバルコンに人がたくさん出ていたので見えたんだろう、、、
放送終了後、やっぱり来年はコンサートを聴きに行って花火も近くで見たいな〜、なんて思いながらTVをニュースのチャンネルに替えたら…、
« Attaque à Nice » (ニースで攻撃)の文字が飛び込んできた😱

Attaque Nice

22:30頃、ニースのPromenade des Anglais プロムナード・デ・ゾングレというパームツリーの並ぶ海岸沿いの風光明媚な通りで7月14日の花火を見るために集まっていた人の群れに白いトラックが突っ込んだ。
2kmに渡って情け容赦なくピストルで発砲しながら暴走したのだという。

この時点ではまだテロか殺人かはっきりわかっていなくて攻撃 (Attaque) という言葉が使われていたが、後にテロ (Attentat) と報道されるようになった。
最初10人と報道されていた死者が50人になり、77人になり。
18:30現在少なくとも84人。うち10人が子供。
負傷者は202人、52人が重体と報道されている。

昔ニースの講習に行った時、ネグレスコをこのアングルで見た。。。

Attentat à Nice

(画像:TV d’Orange / BFMTVでキャプチャ)

オランド大統領は7月26日に解除される予定になっていた非常事態宣言を3か月延長。フランスは明日から3日間の喪に服することになった。(7月16,17,18日)

ニュースでは次々と事件に遭遇した人たちの証言が報道されている。
たくさんの人があっという間に命を失った。たくさんの遺体が、自転車が、ベビーカーが道路に無残に転がっていた、、、
たくさんの人々が家族を探している。昨夜から連絡がないと悲痛な思いでFacebookに投稿している。

ユーロも無事終わってやっと昨年来のテロの暗い影から脱出できそうだと思った矢先だ。
しかも国の記念日に、花火に見入って幸せなひと時を過ごしていた罪もない人々の命を奪うなんて。

さきほどのニュースでは、警察に射殺された犯人は31歳のチュニジア人、テロリストとしての要注意人物のリストには入っていなかったらしいが、小さな傷害事件を起こしたことがあってDVなど暴力的な要素があった。
3人の子供がいて妻と離婚して精神的に不安定になっていたという。
特にラディカライズ(急進化)した様子は認められていなかったが、7月14日の花火の夜のような華やかな、家族が幸せに浸っている時にできる限りたくさんの人を殺し自分も死ぬ事を望んでいるというような、テロの組織にとっては遠隔操作に格好のプロファイルと分析していた。
追記 7月16日: Daesh(IS)が犯行声明を出した。

フランスの内務省によるテロなどの非常時のためのアプリが2016年6月7日にリリースされていた。

SAIP – Système d’alerte et d’information des populations
Ministère de l’Interieur (無料/gratuit)

SAIP

SAIP Système d'alerte et d'information des populations 住民警報情報システム SAIP ニースが!!

自分に関係のある場所(フランス国内)を登録しておく事ができる。住んでいる街や仕事やバカンスで行きそうな場所とかだろうか?
テロ、放射能、水害、そして危険物質(化学兵器!?)とあって、それぞれの場合の対策や指示がある。
テロが発生したニースでは被害者や家族のための窓口や連絡先などが表示されている。
地震のアプリみたいに怖い音で警報が鳴ったりするんだろうか?😣

しかしこのアプリ、今回22:30頃に発生したニースのテロの警告が午前1時過ぎに来たというので苦情が出ていた。
命に関わる問題なのだからちゃんと動作確認してほしい、、、