ラヴェルの家が閉館!

ラヴェルの家パリ郊外、モンフォール=ラモリにあるモーリス・ラヴェルの博物館が先日突然閉館してしまったそうだ。
一度行ったことがあってまたいつか行きたいと思っていたのにショック😱

表向きは水漏れが理由という事になっているらしいけれど、1月末にシャルル・デュトワとマルタ・アルゲリッチがラヴェルの家を訪れた時に追い出されたという騒動があったのだそう。それが引き金になったのでは?

1月27日にシャルル・デュトワとマルタ・アルゲリッチがラヴェルの家を訪れたのだそうだが、彼らが写真を撮っている(禁止はされていない)のを見て女性職員が怒って「泥棒」がいると通報。世界的な大物アーティストの来訪をレッドカーペットで大歓迎するべきところを警察に締め出させるというスキャンダルを起こしてしまった。
あ〜あ、、、いかにもフランスの昔気質のマダムって感じ😩 私たちが行った時にもいた厳しい感じのあの人かなぁ?
これまでにも煙探知機や防犯アラームの不備、シカゴ響やFrance TVの収録禁止などスキャンダルがいろいろ続いていたようだ。

ところで、ラヴェルといえばフランスでの著作権消失が物議を醸し出した。

ラヴェルには子供がいない。1937年に遺言を遺さずに亡くなった。
なんと「最初の奥さんがラヴェルの弟の奥さんのマッサージ師だったという美容師の2番目の奥さんの最初の結婚による娘」という人物(la fille d’un premier mariage de la deuxième épouse du coiffeur dont la première épouse avait été la masseuse de la femme du frère de Ravel)がラヴェルの遺産相続人なのだとか!?

特にボレロは演奏される機会が多く、その著作権を巡って論争が巻き起こり、ボレロ事件と言われたのだそうだ。
EU加盟国では作家や作曲家の没後70年まで著作権が保護されていている(日本は50年)。戦時加算でそれが8年と120日間延長されて昨年5月1日までSacemに著作権料が入ってきていたのだが、Sacemがラヴェルの作品のパブリック・ドメイン入りを発表、著作権が消滅した。
その遺産相続人や出版などの関係者は著作権保護延長を試みたのだが無駄に終わったという。

アングロ=サクソン諸国では作品の著作権の保護は経済的な濫用にだけ適用されるけれど、フランスでは作曲家や作家が亡くなって70年が過ぎて経済的な著作権が消失しても精神的な著作権というものは永遠なのだそうで、遺産相続人は例えば作品の精神を侵害した行為を訴える事ができるという。
さきほどのラヴェルの弟の…っていう人物は全然音楽や芸術を理解しない人らしい
けれど、、、

↓ 実は私も写真結構撮ってました😎