小さな村の教会で。

BullionのChapelle Sainte-Anneこの週末は2日連チャンでコンサートだった。
土曜日はコンセルヴァトワールのレッスンを早く終わらせてRER-Bの南の終点 St-Rémy-lès-Chevreuseという駅へ。
パリからRERで45分ぐらい。イル・ド・フランスの果ての方だ。
雲ひとつない快晴の午後。バックパッカーが続々と到着していた。
そこから車で20分ほどのBullionという小さな村に向かった。
途中馬や羊のいる農場やお城も見えた。

企画してくれたのは教会のすぐそばに住む、この間コンクールで伴奏したジェロー(14歳?)のご両親。
ジェローの弟、ロシア人の先生にプライヴェートでピアノを習っている9歳のセヴランがバッハの小プレリュードとメンデルスゾーンの無言歌(ヴェニスのゴンドラ)を弾き、ジェローとコンクールで弾いたヴェラチーニのラルゴとポッパーのフィルーズ(原作はチェロ?)、パリの郊外でブラームスの3番のヴァイオリンソナタを弾いたヤナとプロコフィエフの1番のソナタを弾いた。
アンコールはヤナとDavid Garrett*の映画『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』の « Io ti penso amore » (ソプラノ用のアレンジをヤナがヴァイオリンにアレンジ)、ジェローとヤナのデュオとピアノでイスラエル民謡。

教会の中。 19世紀のスタインウェイ。 この字体のロゴは初めて見た!!

コンサートの後、ジェローの家でレセプション。珍しい字体のロゴのスタインウェイのグランドがあった。
話を聞いてみたら1890年代(1870年代だったかな?日本だったら明治、、、)のピアノで驚いた。ジェローのお父さんのひいおばあさんのお母さん(おばあさんのおばあさん?)の物だったんだそう!!中身はリストアされていて素晴らしい状態だった。

携帯の電波もあまり入らないパリからこんな遠い村でも息子さんが日本で働いているというご夫婦や高野山に籠った事があるという仏教好きなご夫婦が聴いてくださっていてびっくり。
フランス人には日本好きな人が多くて嬉しい。
また弾きに来れるといいな。

この週末に夏時間に変わって1時間早くなったので寝不足、、、
日曜日は職場のコンサートだった。それについてはまた後で!

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* David Garrett : 13歳でグラモフォンと契約したけど現在はクラシカル・クロスオーヴァー路線中心の活動を行なっている(wikipedia)。