ホームコンサート。

郊外のホームコンサート。日曜日にパリの西の郊外のホームコンサートで弾いてきた。
素敵なお宅でお客さんもとても感じのいい方々ばかり。
音楽でいっぱいの日曜日の午後だった。

共演したのは先日ミニコンサートで弾いたヤナとガブリエルという若いヴァイオリニストたち。
会場はガブリエルのお家で、ヤナのセミリサイタルにガブリエルも参加したという感じのコンサートだった。
ブラームスのソナタやサラサーテ、ラヴェルのツィガーヌなどヴァイオリンの大好きなプログラムに2台ヴァイオリンやピアソラなどの小品もあって楽しかった。
ブラームスの3番のヴァイオリンソナタを1週間ちょっとで掘り返しってハードだったけれど😣

プログラム。Caoriっていいかも😆 ヤナ 1911年頃のピアノ。 ヴァイオリニストの天使。 ずらりと並ぶ分数ヴァイオリンたち。 世界の楽器たち。 水や緑のオブジェがいっぱい。 コンサートの後で…なんとアンヌ・ケフェレックさんがいらしてくださっていた!

ヤナはロシア出身の22歳の女の子。昨年12月にイタリアのコンクールで入賞した。
子供の頃に日本に近い極東のハバロフスクにも住んでいたのだそうだ。
ベビーフェイスだから17歳ぐらいかと思っていた。一緒に弾いてみて音楽が知的で雄弁で驚いた。
ガブリエルはフランス人だけどアメリカとスペインのハーフでポリリンガル。既に背が高くて17歳ぐらいかと思ったら14歳だというのでこれまた逆に驚いた。(お母さんがスペイン人。フランス人だと思っていた)コンサートの数日前に学校でけがをしてどうなる事かと思ったけれど無事弾けてよかった😊

素敵なお家で海のオブジェや写真がいっぱいあるので話を聞いてみたら、お母さんがダイバーであの映画グラン・ブルーのスタッフと仕事をしたそうで、本物のエンゾーやマイヨール(亡くなってしまったけれど)を知っていたのだそうだ。

コンサートの後はカクテル。聴いてくださった方々とお話できてよかった。
日本にお仕事で何度も行かれたという方。奥さんも一緒に日本のいろいろなところを旅されたそうで私より詳しそうな勢いだった。
ご近所の方やお友達が多かったのだが、ピアニストのアンヌ・ケフェレックさんがご主人と一緒にいらしていてびっくり!!
間近でお目にかかったのは初めて。やはりとても素敵な方だった。
日本の聴衆の「沈黙の質」が素晴らしいと話されていたのがとても印象的だった。
ラ・フォル・ジュルネでも大活躍されている。今年も5月から6月に日本に行かれるそうだ。東京や琵琶湖の方とか。
モーツァルトのピアノコンチェルト K.271 (Jeunehomme) も演奏するとの事だった。
帰りがけに「これは私がとても好きな日本語の表現のひとつなのですけど」と前置きをして、きれいな日本語で「お疲れさまでした」と言ってくださって大感激💖
フランス語で「お疲れさま」に該当する表現ってあるんでしょうか?と聞いてみたら、
「そういう概念がないので、『一緒に仕事をしてくださってありがとう』みたいな意訳になるでしょうか」とおっしゃっていた。なるほど〜!

それにしても、誰が聴いているかわからないとはよく言うけれど、、、、、
いつも、どこで誰と弾く時も、一瞬一瞬を大切に音楽しなきゃ、と思った。

Entrez dans la danse… – Anne Quefélec & Gaspard Dehaene
Entrez dans la danse...

Entrez dans la danse…(ダンスに加わって)
フランスの作曲家のダンスの小品を集めた素敵なアルバム。
ギャスパール・ドゥアンヌ(息子さん)との連弾も聴ける。