パリ近郊のコンセルヴァトワールで木管楽器の試験でした。
昨日はこの学校で一日中弦楽器の会場リハーサルだったのですが、ステージはライトですごく暑いしお昼を食べる暇もなかったのでフラフラ。
一瞬意識不明になりました( ̄▽ ̄;)
ちゃんと食べなきゃダメですね…っていうか、ちゃんと自分で休憩を申し出ないといけないのか〜。
先生たちに「ほんとあんたは日本人なんだから!」って言われました。(こんな私でも?日本人にしてはかなり力抜いてる方だと思ってるんだけど)
とほほ、、、
この学校で伴奏をするようになって4年が経ったのですが、生徒はもちろん結構先生の入れ替わりもあって、先生によって前年度と試験での仕上がりのレヴェルがガラっと変わることもあるのに正直驚いています。
今年バカンスの時期が遅かったのと、試験の前に学校の旅行が入っている生徒がいたりで先生たちも準備が大変だったことでしょう。今年産休の代講で教えているヴァイオリンの若い女の先生は、「試験来週なのにみんな全然間に合ってないわ、私がキレそう!」とボヤいていました。
レッスンでは毎年試験のシーズンにしか伴奏することがない学校ですが、若い先生が1年前に比べてぐっと先生らしく情熱的に教えるようになっていたりするのを見ると伴奏者としてもなんだかとってもうれしいです。
子供の管楽器の小品って楽しい曲がいっぱい!
バカンス前にもう終わった金管楽器の試験の曲も子供でもトランペットやトロンボーン、ホルンの魅力を堪能できる曲ばかりでした。今回の木管でもフルート、クラリネット、サックスとそれぞれのよさが短い作品に凝縮されていて、こういう作品の作曲家は大したもんだな〜と思います。
先生の方針なのか、なぜかフルートの中級以上の生徒はその場で初見試奏もありました。これはいい勉強になりますね。
月曜日にはパリのCNR(あ、今は”CRR”になったのかな?)のhoraire aménagéの入試というものがあり、ヴァイオリンの生徒をプライヴェートで伴奏してきたところで、無事合格!
小さい時から伴奏している子で、どんどん上手になっていくのを見守らせてもらえてうれしいです。
次は日曜日の遠〜い郊外の学校のフルート。来週はここの学校の弦楽器、そしてエコールノルマルのヴァイオリンと続くのですが…ノルマルの追い込みと時間のやりくりが大変。
よく食べてよく寝なきゃ、、、