先日、ずっと会えないでいたこちらの友達と久し振りに会った。天気もいいしセーヌの川辺に行こうという事になり、Pont des Arts(ポンデザール 芸術橋)の下で手作りのケーキとワインをごちそうになった♪
ちなみに川辺のピクニックに慣れている彼女によると、ポンデザールの(橋の)上は最近夜遅くなるとビール瓶持参の酔っぱらい外国人観光客がいっぱいであまり雰囲気がよくないとか。
彼女のおすすめの場所はPont de la Tournelle (トゥルネル橋 →地図)の左岸側の岸辺、Quai de la Tournelle(ケ・ドゥ・ラ・トゥルネル/トゥルネル河岸)界隈。
ポンデザールの下の川岸ではなぜかバトー・ムーシュが通るとキョーレツな悪臭が漂ってきて大変だったけれど、Quai de la Tournelleではそんな事はなかったという。
ところで最近、恋人たちが永遠の愛を誓ってポンデザールの金網に南京錠をかけるのが流行っているのだそうだ。
南京錠が橋の金網にかけられている。
何か書いてあるものもあればそのままかけてあるだけのものもある。
錠の鍵はセーヌ川に背を向けて後ろ向きに川に投げ込むのだそうだ。なんかトレビの泉みたい…と検索してみたら、この南京錠のおまじない、まんまとイタリアから来たものらしい。
もともとはフィレンツェのヴェッキオ橋で始まったそうだが、それからインスピレーションを得たのか、フェデリーコ・モッチャの小説(映画化されてイケメン俳優リッカルド・スカマルチオが出演)の中にローマのミルヴィオ橋のランプに南京錠をかけて鍵をテヴェレ川に投げ込んで愛を誓うシーンがあって、若いカップルが影響されてブームになったのだそうだ。ローマのミルヴィオ橋で流行し、フィレンツェでも逆輸入されてイタリア各地に広がったという。
しかしあまりにもたくさんかけられた南京錠の重みで橋の欄干が歪んだり景観が損なわれたり、川に投げ込まれるステンレス製の鍵が環境破壊につながる…と問題になったのだそうだ。
フィレンツェではあまりにも南京錠が増えたので撤去作業が行われたりした。ヴェッキオ橋に限らずこの【愛の南京錠】行為をすると160€の罰金をとられる条例が施行されたそうだ。外国人旅行者にも適用されるそうなので注意。(この記事を参照)
パリでは今のところまだ罰金はないと思うけれど、イタリアみたいにエスカレートしたらそのうち条例ができるかもしれない。
南京錠をかけるなら今のうちかも!?
Pont des Arts ポンデザール
メトロ: Pont Neuf (ligne 7), Louvre-Rivoli (ligne 1)
バス: 24, 27, 69, 72
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Pont de la Tournelle トゥルネル橋
メトロ: Pont Marie (ligne 7), Maubert-Mutualité, Cardinal Lemoine (ligne 10)
バス: 24, 67
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リッカルド・スカマルチオが出演している
【モニカベルッチの恋愛マニュアル】 (DVD)
やっほい!
やっと帰ってきたヨン♡!
最近 サンルイ近辺(アルシュベシェ橋)でどんどん増えて行く南京錠を見かけて みな自転車停めてるのかな?と不思議だった。。そういうことか。。。
このあいだフィレンツェでのヴェッキオ橋では 禁止になった後だったから見なかったわけだ
ってんで なんかすごいタイムリー
しかし、、、南京錠って。。。 なんかカデナ、カドゥナ とか 日本語で別名ないんだっけか??
ピーナッツを 南京豆っていうお婆ちゃんみないな気がするんだけどぉぉ
おかえり!!
そっちの方でも南京錠(日本語で他に言い方あったっけ?)増えてるの!?
ヴェッキオ橋って、あのプッチーニのオ〜ミオ バッビ〜ノ カ〜ロ〜…の橋だよね!!
そうか、もう撤去されちゃったんだねぇぇぇ。。。
まぁそりゃそうだよね、景観変わっちゃうもん。
南京豆って言葉あったねぇ!ピーナッツのことだったんだ、忘れてた。
そう言われてみれば殻つきのピーナッツを南京豆っておじいちゃんが言ってたようなイメージが…
子供心にあれはピーナッツではないのかと思ってたよ(≧∇≦)/
夏休み素敵に満喫されている様子
何よりです。
日本でゆうと恋愛の神様がいる神社で、
お札にお願いごとを書くような風習に
ちょっと近いのかな?
確率のほどはいかに?
> じゃじゃ馬さま
恋愛の神様がいる神社!うわぁ、日本情緒。いいですね!
でも何でポンデザールやアルシュヴェシェ橋なんでしょう?
単に錠をかけやすいからってだけだったりして(笑)
神社の方が願い叶えてくれそう…。