10月は国際的に乳がん検診を啓発するピンクリボン月間。キャンペーンにちなんでエッフェル塔がピンクにライトアップされ、シャイヨー宮でアンヌ・イダルゴパリ市長や著名人によるイベントがあった。
フランスでは50歳〜74歳の女性は2年に1度無料でマンモグラフィ検診を受けられるけれど、キャンペーンでは50歳未満の検診やセルフチェックも呼びかけている。マンモグラフィは費用が200〜300€かかるけれど、主治医やかかりつけの婦人科医に処方箋を出してもらえば費用が社会保険で一部負担されるという。
私の周りにも、同僚や大人の生徒さんなど乳がんが発見されて治療・完治している人が何人もいる。早期発見の大切さをしみじみと感じる。
Dr. Jason’s blogによるとフランスでの乳がん発生率はニュージーランドと並んで人口10万人当たり91.9人。アメリカの101.1人に続いて2位となっている。(2002年のデータらしいのでもっと増えているかも。)
乳製品の摂取量と乳がんの発生率に関連性があるらしい。フランスのチーズやヨーグルト、おいしいけど気をつけよう、、、
ちなみに日本は32.7人。みそ汁の摂取量が多いと乳がん発生率が低くなるというデータもある。