オランド大統領が2017年の大統領選挙への出馬を断念した。
第5共和政の大統領で次期の大統領選に立候補しないのは在職中に亡くなったジョルジュ・ポンピドゥ以外、オランドが初めてだという。
(photo : F.FLORIN / AFP)
オランド大統領の支持率は史上最低。左派が分裂して力を集められないと判断したらしい。
失業率がなかなか下がらず、昨年のパリの同時テロで有罪判決になった二重国籍者の国籍剥奪法を撤回せざるを得なくなったのが悔やまれると言っていた。
オランド大統領は確かに支持率最低だけど、任期中に何度もテロの苦難を乗り越えてきているのにバッシングされてさすがに気の毒になってきた。眉がどんどん下がって目が三角になっちゃって。
相当なストレスだろうに、よく病気にならないなと思う。
現首相のマニュエル・ヴァルスが立候補するのではと言われている。
個人的には社会党を離れ”En Marche !” というプロジェクトを立ち上げた前経済相のエマニュエル・マクロンの動きに注目しているけれど。
ヴァルスとマクロン。
先週の右派・中道派の予備選ではかなり保守的なフランソワ・フィヨンがアラン・ジュペに圧勝して、フランスはとっても右に傾きそうな気配。。。
フィヨン (photo : J.SAGET / AFP)