元生徒の結婚式。

フランス人の元生徒の結婚式で歌の伴奏を頼まれて弾いてきた。
彼女はカトリック、お相手がレバノン系のマロニット派のカトリックの信者。
パリから車で1時間ほどの町の古い教会で行われた宗教的なセレモニーは両方のスタイルをミックスした素敵な結婚式だった✨

元生徒の結婚式。 Just married ! récéption Piste de danse

新郎新婦入場のシーンに彼女が選んだのはドヴォルザークのルサルカの « 月に寄せる歌 » 。(英語のタイトルだとSilver Moon。David Sylvianの同名の曲ってこのアリアからインスピレーションを受けたとかなのかな?)ラヴェルのオンディーヌみたいな水の精の切ない物語らしい。アメリカで勉強したソプラノの新婦の友人が歌ったのだが、とても素晴らしい歌声で伴奏していていきなりじーん。この間のStabat Materといい、最近ドヴォルザークづいているけれど、ドヴォルザークっていい!

フランス式の賛美歌、マロニット側の音楽担当の人が持参したキーボードで伴奏した独特の微分音が入った音階の賛美歌(って言うのかな?)もあって異文化との融合感がいい感じ。
指輪の交換、マロニットの冠の儀式の後にシューベルトのアヴェ・マリアも。
何か国語も喋り、音楽、演劇、多国籍な文化に詳しい彼女と周りの人たちのセンスが発揮された結婚式だった。

式の後、彼女のお母さんの実家のお庭へ移動してレセプションとディナーがあった。
急に涼しくなったので招待客にちゃんと色とりどりのストールも用意してくれていて助かった。雨になる予報もあったけれどお天気に恵まれて本当によかった!
ダンスのピストも設置されて、友達がDJをして多国籍な音楽で踊って盛り上がり、花嫁のブーケ投げや友達や家族のビデオメッセージや結婚式の直後に撮影(!)したというショートムービーの上映、クイズなど盛りだくさんで楽しかった。

ビデオメッセージで、彼女のご両親が愛するちっちゃな娘がすっかり立派に育って、時代が変わって文化の異なる人と結婚して、パリにいるとはいえ遠くに行ってしまうような寂しさを感じているのを垣間見た。
もしかしたら異文化間の結婚に抵抗があったかもしれない彼女のお母さんの « Bonne route ! » (=いい旅を!とか、気をつけて、って感じ?)というメッセージが心に響いた。
初めて教えたのはまだ彼女がまだ14歳ぐらいの頃だったので、なんだか私も親御さんの気持ちに近いものがあるかも😭
人生の大舞台で私に伴奏させてくれてありがとう💝
末永くお幸せに❣️