夏至の日の音楽のお祭り、フェット・ドゥ・ラ・ミュージック。今年40周年を迎えたそうだ。
今年は(コロナ禍を脱出して)「音楽をやり直そう」(Refaites de la musique ←Fête フェットとかけて)、なんていうキャッチフレーズも使われて、活気が戻ってきた。
私が教えているコンセルヴァトワールも、今年は市の企画による屋外コンサートに参加した。
メトロの駅前の大きな広場に舞台が設置されて椅子がたくさん並べられ、チケットも予約もなしで無料で誰でも聴けるコンサート。(パス・サニテール、ワクチンパスも要らなかったような?)
コンセルヴァトワールの生徒のオーケストラやビッグバンド、講師のアンサンブル、同僚のホルンの先生が吹いているホルンの四重奏のグループも演奏した。
私は以前の同僚が室内アンサンブルに編曲したフォーレやドビュッシーのピアノの連弾曲やピアソラのタンゴにピアノパートで参加したり、ピアノの同僚とブラームスやドヴォルザーク、ドビュッシーの小品を連弾したり。
大好きなラヴェルのピアノコンチェルトのアダージオ(2楽章)を管楽器の五重奏と弾かせてもらえて個人的にとてもうれしかった。管楽器のソロが多い楽章なのでなかなかオリジナルに近い雰囲気を醸し出して、学生時代にオーケストラと弾いた記憶が蘇ってじーん。
ああ、自分リセット🎶✨😅
まぁ覚悟はしていたけれど、駅前で県道沿いの広場だったので車などの騒音がすごかった。
救急車が通った時、会場の前を通過する時だけサイレンを消してくれたのはなかなか気が利いていたけれど😅
マイクで音を拾っていたけれど、音響は正直ちょっと残念。まぁ、こんなもんかな、、、
でもたくさんの人が聴きにきてくれて、なかなかの盛り上がりだった。少しでも多くの人に、やっぱり生のコンサートはいいな、などと思ってもらえたらと思う。
コロナで停滞していた後でなんか急に忙しくなったけれど、いいエネルギーが動き出したような気がする!
フェット・ドゥ・ラ・ミュージックのサイト: