あまりにも忙しくて書いていなかったのだが、フランスでは4月3日からSNCF(フランスの国鉄)とエールフランスのストが始まって、間隔を置いて続いている。
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ヴェルサイユ。
太陽が帰ってきて急に夏になった。
つい数日前暖房をつけていたのに今では扇風機がフル稼働している!
久し振りに仕事でヴェルサイユのコンセルヴァトワールへ。伴奏科にも通っていたので懐かしい。
ヴェルサイユ宮殿の近くなのでパリ市内からはRERのC線でVersailles-Rive Gaucheに行くのが一番近いのだが、セーヌの増水の影響とグレーヴの間引き運転とで全然あてにならないのでメトロ9番線の終点 ポン・ドゥ・セーヴル Pont de Sèvres から171番のバスに乗った。
ヴェルサイユ宮殿に行くなら終点まで乗っていたら着くからとっても楽なのでおすすめ。
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ストと共に生きる!?
結局ストは続いている。
最低20日まで続くとか ( ̄□ ̄lll)
遠い郊外の仕事は仕方なくキャンセルした。RERがストップしている代わりにSNCF(国鉄)の電車は1時間に1本あるというものの、その電車が出る駅までたどりつけないのだ、、、
時間帯によるのだろうけれど、SNCFの駅に行くまでのメトロは【Service non assuré】(←前のエントリーでも書いたこの【Service non assuré】っていうのは、結果的に【まったくなし】ってことだった。)、バスに乗ったら渋滞で前に進まない。
でも今日の仕事はパリの近郊。本数は少ないけれどトラムウェイが動いていたので、いつもより1時間半早く家を出て、頑張って行ってみた。
トラムの駅からのバスは案の定ストップしていた。メトロの駅にして4、5駅分ぐらい歩いたけれど、天気もよかったし結構いい運動になった。
スト再開。
またグレーヴ(ストライキ)だ。
フランスでは昨日から国鉄SNCFの労働組合を中心とした【Régimes spéciaux】(特別年金制度)撤廃に反対する全国的に大規模なストが再開して、交通が大幅に乱れている。
この混乱にはフランス人もうんざりしていて、アンチ・グレーヴを叫ぶ人も増えているけれど…。
グレーヴ?いや、セシリアでしょ。
予告されていた昨日18日のグレーヴ(ストライキ)。
グレーヴ?またか…ぐらいに思っていたのだけど、始まってみたらどうやら今回のは半端じゃなさそうで、今日も続いている。
昨日はSNCF(国鉄)やRER(郊外線)などでは本当に電車が一本も走らないところもあったみたいで、郊外の知り合いの最寄りのSNCFの駅は閉まっていたのだそう。
今日は特別に郊外から郊外へ移動しなければならない日だった。午前中の仕事はまだ電車も少しあるので何とかなったけれど、バスを乗り継いでやっとパリに戻ってきた時にはメトロの改札も閉められていた。
夕方の郊外の仕事は本当にまったく交通手段がなくてキャンセル。メトロは動き出したようだったので急遽市内の生徒のレッスンに切り替えた。
メトロとRER-A・Bの情報はRATPのサイトのトップページへ。
グレーヴ中のSNCFやRER-C・D線の運行情報は→ https://www.abcdtrains.com/ というページへどうぞ。
7月にスタートしたパリ市のレンタサイクルVélibはこのグレーヴで大活躍だけど、通勤などで自転車が集中してしまって駐輪しきれないステーションや、逆に自転車が出払ってしまっているステーションも。
私も夕方Vélibを使おうとしたのだけど、ひとつだけ残っていた自転車が壊れていて結局メトロを待った、、、
メトロはパリにしてはかなりの混雑。日本のラッシュを知ってる人には笑っちゃうほどまだすきまがあるのだが、こちらの人たちはちょっと押されただけでいちいち大騒ぎ。
入り口付近にいた年配のマダム:《エー!オー!!ムッシュー、押さないでくださいよ!》
メトロに乗ってきたムッシュー:《もっと詰めてください、乗ってきたのは私だけじゃないんですよ》
マダム:《ソヴァージュ!!!(【野蛮人】とでも訳するのかな〜)》…etc。
いまだにムカつくのは、この混雑になっても駅に着いた時に出口のそばに立っている人で絶対外に出ようとしない人がいるってこと。
日本だったらこういう場合、一度外に出てまた乗るのが当たり前だけど、決してそれが世界の常識じゃないってことなのだ、、、
こんな大きなグレーヴは久し振り。でも意外にもLibération紙のトップを飾ったのは « Desparate Housewife »(←人気ドラマのタイトルから。日本でも放送してます?)という大きな見出しのセシリアの写真だった。